お住まいは元気ですか?


  ●《外壁》チョーキング現象


 外壁に触れると手が白く汚れることがあります。

 これが「チョーキング現象」といい塗料の劣化に

 よって防水性を損なっていることを示す最もわか

 りやすい「塗り替え」のサインです。






  ●《外壁》ヒビ割れ


 水はどんな小さな隙間からでも侵入します。

 外壁は雨水などから守る役割をしています。その

 外壁に知らず知らずのうちに雨水が浸入し確実に

 壁内をむしばんでいきます。その結果、壁だけで

 なく柱までも腐らせてしまうこともあります。


  ●《外壁》かび・藻や汚れが目立つ


 ひと目でわかる汚染された状態です。かびや藻が発生

 するということは壁内に湿気や水分が含まれていると

 いうことです。美観だけの問題ではなく外壁材その物

 の劣化が進んでいることを示します。一般的には8〜

 10年目が「塗り替え」の目安とされています。








  ●《外壁》塗膜の浮き・はくり


 塗装工事での下地処理に問題があったか不適切な

 塗料の選択があった可能性があります。ここまで

 ひどい状態はまれですが、小規模な塗膜はくりも

 壁内にダメージが蓄積されていきます。


  ●《屋根》薄形スレート瓦(カラーベスト)


 防水効果が無くなった為にかびや藻が発生している状態

 です。屋根は外壁とは違い風向きなどに関係なく雨水の

 影響をうけます。劣化が進むと内部をもむしばみお住ま

 いの耐久性にも影響を及ぼすことになります。









  ●《屋根》トタン屋根(瓦棒)


 塗膜がはがれてサビが発生している状態です。

 瓦棒に使用している金属板の厚みは1mmに満たな

 い材料が一般的で、サビがひどい場合には屋根に

 穴が開くこともあります。手遅れにならないよう

 にサビの発生する前に早めの塗装が必要です。




  ●《屋根》コンクリート瓦(モニエル瓦)


 カラースラリー層が風化し、防水効果が無くなり、かび

 や藻が発生している状態です。経年劣化は避けられない

 ものです。コンクリート系の屋根は一般的に10年前後

 が「塗り替え」の目安とされています。







 

                     

1995.10.10 Meishin.co ltd